八重歯にならないために(床矯正)
こんにちは 院長の亀井です。
「歯が生える場所がない気がする」
とお母さんに連れられて、来院した
小学生の男の子を紹介します。
前から見ると
はっきりわかりませんが、
下の写真の矢印の部分の隙間に
大きな犬歯が生えなければいけません。
お母さんの心配通り、隙間はありません。
このままだと 八重歯になります。
まだ骨は軟らかい、小学生なので、
骨を広げる装置を入れます。
この装置は拡大床(かくだいしょう)
といいます。
まず横に顎を広げて・・
そして 前歯を前へ押し出します。
中学生になった 彼の口の中です。>
赤い丸印に きちんと犬歯が入りました。
きれいでしょ!
装置はたった2つ。
下の歯は、何もしてません。
もし この男の子が、大人になるまで
何もしなければ、
必ず八重歯になっています。
八重歯を矯正で治すには、
おそらく 4本 歯を抜いて、
上下にブラケットと呼ばれる装置を付けます。
費用は 約5倍かかるでしょう。
矯正は子供のころにやるべきですね。